放課後子ども学習事業〖ロングライフ未来塾〗開校

 長命ケ丘小学校の児童に「勉強が楽しくなった!」「わかる!出来るようになった!」「もっと頑張ろう!」という経験を通して少しでも基礎・基本が身につき、何より『自ら進んで学習する習慣を身に付けてもらいたい』という思いから放課後子ども学習事業《ロングライフ未来塾》が開校しました。
 2021年11月に長命ケ丘小学校の2年生12名・3年生8名、コーディネータボランティアとして地域の方と宮城学院女子大学生の計13名で試行体験を実施した後、2022年4月に本開校いたしました。

試行体験の様子ですが子供達は真剣に取り組んでおり、この様子にコーディネータボランティアはもちろん、長命ケ丘小学校の先生方も感心されていました。
コーディネーターボランティアは10代から80代の方が参加して下さり世代間交流の場にもなっています。

2024年度が始まりましたよ~♫

 今年もロングライフ未来塾がはじまりました。
 2年生は11名、3年生は3名、4年生は8名、5年生は5名の子どもたちが入りました。
 未来塾では、主に100マス計算、通称ろくさんプリントと呼ばれるオリジナルプリント、数字パズルを軸に学習に取り組んでいて、例年、数字パズルは子どもたちに大人気です。
 第1回目では、問題で「間違った」、「わからない」ときこそ、大事であると子どもたちに伝えました。できなかった問題をそのままにしないでもう一回考えてみる、または先生に聞いてわかるようになる、これが勉強であると。「間違った」、「わからない」場面に子どもたちが遭遇したとき、地域のコーディネーターとコミュニケーションをとりながら、子どもたちが意欲的に学習に取り組んでいける場所にしていきたいと思います。

子供たちの声 ・計算パズルが面白かったです。分からないところをいろんな先生が教えてくれたのでよく分かりました。
 ・めちゃくちゃ楽しい。友達が増えた。先生が優しい。勉強が楽しくなった。
 ・分からないところを分かりやすく説明してくれて、勉強が楽しくなる。


 保護者の声
 ・勉強が嫌いなので、楽しく行っているというわけではありませんが、プリントに一言書いてあったり、簡単な問題をさせてくれて解けた喜びを感じさせてくれたり、とても感謝しています。
 ・子どもが一生懸命取り組んでいる姿が見られました。やってみようとする心構えが作れた良い機会だと思います。来年も継続してやって頂けるとありがたいです。

放課後子ども学習事業? ロングライフ未来塾?  丸わかりQ&Aコーナー!
Q1, ロングライフ未来塾って何?
A1, 仙台市放課後子ども教室事業実施要綱に基づき、長命ケ丘連合町内会、長命ケ丘小学校、小学校PTA、児童センター、ロングライフコミュニティ協議会等で構成され、小学生の学習習慣の定着を目的とした団体です。

Q2, 塾ではどんな事をするの?
A2, 未来塾で準備した計算プリントと漢字プリントを利用して学習します。
    
Q3, 教えてくれる人はいるの?
A3, 講師はおりますが、自学学習や学習習慣の定着を目的としているため基本的に講師が教える事はしません。
塾長は高校の数学教師をされた経歴があり、また小学校で補助教員もされていました。
コーディネーターにも教員や塾講師をされていた方もいます。

Q4, 入塾するにはどうしたらいいの?
A4, 小学校を通して募集しますので、その時にお申し込みください。

Q5, 何時やってるの、何処でやってるの?
A5, 週に一度、2・3年生クラスは水曜日、4・5年生クラスは金曜日の15時から1時間行います。(令和5年現在)
場所は長命ケ丘小学校の教室です。

Q6, 費用は掛かるの?
A6, 費用は掛かりません。

Q7, コーディネーターって何をするの?A7, 事前の準備・出席の確認・プリントの丸付け・後片付け等で、塾講師同様に教える事はせず、行き詰っている時にはヒントをあげる程度の事を行います。

この未来塾は学力向上を目的とはしておらず、学ぶ喜びを知るための場所となっております。
学びの根幹と言えるこの事業を連合町内会は応援してまいります。